Oracle UDLM ソフトウェアは、各ノードのローカルディスクにインストールする必要があります。
Oracle UDLM ソフトウェアをインストールする前に、データベース管理者グループと Oracle ユーザー ID のエントリが作成済みであるか確認してください。詳細は、「Sun Cluster ノードを準備する」を参照してください。
クラスタノードでスーパーユーザーになります。
Oracle UDLM ソフトウェアをインストールします。
インストール手順については、Oracle Parallel Server/Real Application Clusters のインストールマニュアルを参照してください。
Oracle UDLM パッケージをインストールした時にエラーメッセージが発生していないかを確認してください。パッケージのインストールでエラーが発生した場合は、Oracle UDLM ソフトウェアをインストールする前に問題を解決してください。
/etc/system ファイルの共有メモリーの構成情報を更新します。
これらのパラメータは、クラスタで利用可能なリソースにもとづいて構成する必要があります。適切な値を決定してください。ただし、Oracle UDLM がその構成要件に従って、共有メモリセグメントを作成できることを確認してください。
次に、/etc/system ファイルで構成するエントリの例を示します。
*SHARED MEMORY/ORACLE set shmsys:shminfo_shmmax=268435456 set semsys:seminfo_semmap=1024 set semsys:seminfo_semmni=2048 set semsys:seminfo_semmns=2048 set semsys:seminfo_semmsl=2048 set semsys:seminfo_semmnu=2048 set semsys:seminfo_semume=200 set shmsys:shminfo_shmmin=200 set shmsys:shminfo_shmmni=200 set shmsys:shminfo_shmseg=200 forceload: sys/shmsys forceload: sys/semsys forceload: sys/msgsys |
すべてのノードを停止し、再起動します。
再起動する前に、Oracle UDLM ソフトウェアのインストールと構成が正しく行われていることを確認する必要があります。さらに、ボリュームマネージャパッケージのインストールも正しく行われているか確認してください。VxVM を使用する場合は、このソフトウェアがインストールされており、VxVM クラスタ機能のライセンスが有効であることを確認してください。正しく構成されていないと、ノードでパニックが発生します。
各クラスタノードに Oracle UDLM ソフトウェアをインストールしたあとで、「Oracle RDBMS ソフトウェアをインストールし、Oracle データベースを作成する」へ進み、Oracle RDBMS ソフトウェアをインストールします。