フェイルオーバーリソースグループからノードを削除するには、以下の作業を行なってください。
すべてのリソースグループからノードを削除する場合で、スケーラブルサービス構成を使用するときは、最初にスケーラブルリソースグループからそのノードを削除してください。続いて、この方法を使用してフェイルオーバーグループからノードを削除してください。
フェイルオーバーリソースグループにスケーラブルサービスが使用する共有アドレスリソースが含まれる場合は、「共有アドレスリソースを含むフェイルオーバーリソースグループからノードを削除する」を参照してください。
このリソースグループをマスターできるすべてのノードを含めるように、ノードリストを更新します。
この手順はノードを削除してノードリストの値を上書きするため、リソースグループをマスターできるすべてのノードをここに含める必要があります。
# scrgadm -c -g failover-resource-group -h nodelist |
リソースグループを変更します。
ノードが削除されるリソースグループの名前を指定します。
このリソースグループをマスターできるノードをコンマで区切って指定します。
リソースグループ内の各リソース用に構成した NAFO グループの現在のリストを表示します。
# scrgadm -pvv -g failover-resource-group | grep -i netiflist |
上記コマンド行の出力は、ノード ID によってノードを識別します。
ノードの削除によって影響を受けるネットワークリソースの netiflist を更新します。
この手順は netiflist の値を上書きするため、すべての NAFO グループをここに含める必要があります。また、netiflist にノードを入力するときはノード ID を使用する必要があります。ノード ID を見つけるには、コマンド scconf -pv | grep "Node ID" を実行してください。
# scrgadm -c -j network-resource -x netiflist=netiflist |
ネットワークリソースを変更します。
netiflist エントリ上でホストされているネットワークリソースの名前を指定します。
各ノードの NAFO グループをコンマで区切って指定します。netiflist 内の各要素は、NAFO-group-name@nodeid の形式にする必要があります。
更新された情報を確認します。
# scrgadm -pvv -g failover-resource-group | grep -i nodelist # scrgadm -pvv -g failover-resource-group | grep -i netiflist |