root 以外の新しいユーザーアカウントに、SunPlex Manager 経由でクラスタ全体にアクセできる root アクセス権を与えるには、クラスタ内のすべてのノード上でそのアカウントを作成します。
root 以外のユーザーアカウントに RBAC 認証を割り当てると、そのユーザーアカウントは、通常であれば root にしか行えない管理アクションを実施できるようになります。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになります。
新しいユーザーアカウントを作成します。
# useradd -d dir -A solaris.cluster.admin login |
新しいユーザーのホームディレクトリを指定する
solaris.cluster.admin 認証を新しいユーザーアカウントに割り当てます。
新しいユーザーアカウントの名前 (ユーザー名) です。
ユーザー名は固有でなければならず、ローカルマシン上にもネットワークネームサービス内にも存在してはなりません。
ユーザーアカウントを作成する方法の詳細については、useradd(1M) のマニュアルページを参照してください。
クラスタ内の各ノード上で、パスワードを設定します。
# passwd login |
このアカウント用のパスワードは、クラスタ内のすべてのノード上で同じである必要があります。
SunPlex Manager に root ユーザーとしてログインする場合は、ブラウザを完全に終了して、再起動します。
クラスタ内のノードの 1 つに接続します。
新しいログイン名 (ユーザー名) とパスワードを入力して、SunPlex Manager にアクセスします。