クラスタ内の定足数デバイス上で動的再構成 (DR) を実行するときには、いくつかの問題を考える必要があります。
Solaris 8 の DR 機能の説明で述べられているすべての必要条件、手順、制限は Sun Cluster の DR サポートにも適用されます (オペレーティング環境での休止操作をしない場合を除く)。したがって、Sun Cluster ソフトウェアで DR 機能を使用する前には、必ず、Solaris 8 の DR 機能についての説明を読んでおいてください。特に、DR 切断操作中に非ネットワーク入出力デバイスに影響する問題についてはよく読んでおいてください。
現在定足数デバイスとして構成されているデバイス上では、DR 削除操作は実行できません。
DR 操作がアクティブなデバイスに影響する場合、システムはその操作を拒否して、その操作から影響を受けるデバイスを識別します。
定足数デバイスを削除するには、次の手順をその順番どおりに行います。
表 4-2 作業マップ: 定足数デバイスへの動的再構成
作業 |
参照箇所 |
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1. 削除する定足数デバイスと交換する、新しい定足数デバイスを有効にします。 | |
2. 削除する定足数デバイスを無効にします。 | |
3. 削除する定足数デバイス上で DR Remove 操作を実行します。 |
『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』と『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』 (http://docs.sun.com ) |