ここでは、 インストールと構成を確認する手順について説明します。
ここでは、IBM の『WebSphere MQ Intercommunication』 と 『WebSphere MQ Command Reference』 を参照して、Sun Cluster の Broker (複数可能) や、UserNameServer と Windows NT の Configuration Manager が通信できるように、キューとチャネルを作成してください。
次の手順でインストールと構成を確認します。データサービスをまだインストールしていないため、この手順ではアプリケーションの可用性が高いかどうかを確認することはできません。
Sun Cluster HA for WebSphere MQ Integrator データサービスを使用するには、Broker 内でメッセージフローを設定しておく必要があります。
ここでは、WebSphere MQ キューマネージャの論理ホスト名 IP アドレスが使用できなければなりません。Sun Cluster HA for IBM WebSphere MQ データサービスのインストールが完了していれば、このアドレスが設定されているはずです。Sun Cluster HA for IBM WebSphere MQ データサービスのインストールが完了していることを確認してから、次の手順に進んでください。
Broker のキューマネージャと Configuration Manager のキューマネージャ間の通信リンクを作成 – Broker のキューマネージャ (複数可) と Configuration Manager のキューマネージャ間にキューとチャネルを設定し、Configuration Manager で設定されているメッセージフローとルールを Configuration Manager から Sun Cluster 内の Broker キューマネージャ (複数可) に配備できるようにする必要があります。
IBMの『 WebSphere MQ Integrator for Sun Solaris — Installation Guide』の第 4 章「Configuring a broker domain」を参照してください。 中でも特に「 Starting your broker domain」を参照してください。
Broker のキューマネージャと UserNameServer (UNS) キューマネージャ間の通信リンクを作成 – UNS を使用する場合、Broker キューマネージャ (複数可) と UserNameServer 間にキューとチャネルを設定する必要があります。
IBMの『 WebSphere MQ Integrator for Sun Solaris — Installation Guide』の第 4 章「Configuring a broker domain」を参照してください。 中でも特に「 Starting your broker domain」を参照してください。
キューマネージャ間の通信リンクをテスト – Broker (複数可)、UserNameServer、さらに Configuration Manager 間のキューとチャネルをすべて設定したあとで、すべてのキューマネージャが相互に通信できるかどうかをテストする必要があります。
IBMの『 WebSphere MQ Integrator for Sun Solaris — Installation Guide』の第 4 章「Configuring a broker domain」を参照してください。 中でも特に「 Starting your broker domain」を参照してください。
Configuration Manager 上でメッセージフローを作成して配備– Broker (複数可)、UserNameServer、さらに Configuration Manager 間のキューとチャネルをすべて設定してテストしたあとで、メッセージフローを作成し、それを Broker キューマネージャに配備する必要があります。Broker キューマネージャごとに別々のメッセージフローが必要です。
メッセージフローを作成
入力キューからメッセージを受け取り、そのメッセージを出力キューに格納するために、2 つのキューを使用する単純なメッセージフローを作成する必要があります。Windows NT の Control Center で IBMPrimitives の MQInput と MQOutput を使用すると、この単純なメッセージフローが得られます。
IBM の『 WebSphere MQ Integrator for Sun Solaris — Installation Guide』の第 5 章「Verifying your installation」 を参照してください。中でも特に「Building and using a message flow」を参照してください。
Broker にメッセージフローを配備
IBM の『 WebSphere MQ Integrator for Sun Solaris — Installation Guide』の第 5 章「Verifying your installation」 を参照してください。中でも特に「Building and using a message flow」を参照してください。
Sun Cluster HA for WebSphere MQ Integrator データサービスは、作成されたメッセージフローとメッセージフローキューを使用して、WebSphere MQ Integrator の Broker を検証します。