ここでは、Sun Cluster HA for DHCP のデバッグを有効にする方法について説明します。
DHCP コンポーネントの DEBUG ファイルは、 /opt/SUNWscdhc/etc にあります。
このファイルを使用すると、Sun Cluster 内の特定ノード上にある DHCP リソースに対して、デバッグを有効にできます。Sun Cluster 全体にわたって、DHCP リソースのデバッグを有効にしなければならない場合は、Sun Cluster 内のすべてのノードでこの手順を繰り返す必要があります。
/etc/syslog.conf を編集します。
/etc/syslog.conf を編集し、daemon.notice を daemon.debug に変更します。
# grep daemon /etc/syslog.conf *.err;kern.debug;daemon.notice;mail.crit /var/adm/messages *.alert;kern.err;daemon.err operator # |
daemon.notice を daemon.debug に変更し、syslogd を再起動します。次に示す grep daemon /etc/syslog.conf コマンドの出力例では、daemon.debug が設定されています。
# grep daemon /etc/syslog.conf *.err;kern.debug;daemon.debug;mail.crit /var/adm/messages *.alert;kern.err;daemon.err operator # # pkill -1 syslogd # |
/opt/SUNWscdhc/etc/config を編集します。
/opt/SUNWscdhc/etc/config を編集し、 DEBUG= を DEBUG=ALL または DEBUG= resource に変更します。
# cat /opt/SUNWscdhc/etc/config # # Copyright 2003 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. # Use is subject to license terms. # # Usage: # DEBUG=<RESOURCE_NAME> or ALL # DEBUG=ALL # |
デバッグを無効にするには、この手順を逆に実行して下さい。