Sun Cluster 3.1 Data Service for Oracle ガイド

Solstice DiskSuite による Oracle データベースアクセスを構成する

次の手順で、Solstice DiskSuite ボリュームマネージャに対して Oracle データベースを構成します。

  1. Solstice DiskSuite ソフトウェアで使用するディスクデバイスを構成します。

    Solstice DiskSuite ソフトウェアの構成方法については、『Sun Cluster 3.1 10/03 ソフトウェアのインストール』を参照してください。

  2. データベースを raw デバイスに格納する場合は、次のコマンドを実行して各 raw ミラー化メタデバイスの所有者、グループ、モードを変更します。

    raw デバイスを使用しない場合は、次の各手順を実行しないでください。

    1. raw デバイスを作成する場合は、Oracle リソースグループをマスターできる各ノードでデバイスごとに次のコマンドを実行します。


      # chown oracle /dev/md/metaset/rdsk/dn
      # chgrp dba /dev/md/metaset/rdsk/dn
      # chmod 600 /dev/md/metaset/rdsk/dn
      
      metaset

      ディスクセットの名前を指定します。

      /rdsk/dn

      metaset ディスクセット内の raw ディスクデバイスの名前を指定します。

    2. 変更が有効になっているか確認します。


      # ls -lL /dev/md/metaset/rdsk/dn