Sun Cluster 3.1 Data Service for Oracle ガイド

サーバー障害モニターに使用させるカスタムアクションファイルを指定する

サーバー障害モニターにカスタムアクションを適用するには、障害モニターに使用させるカスタムアクションファイルを指定する必要があります。カスタムアクションは、サーバー障害モニターがカスタムアクションファイルを読み取った時点で、サーバー障害モニターに適用されます。サーバー障害モニターは、カスタムアクションファイルが指定されたときに、そのファイルを読み取ります。

カスタムアクションファイルを指定すると、ファイルの妥当性が検証されます。ファイルに構文エラーがあると、エラーメッセージが表示されます。カスタムアクションファイルを修正してから、ファイルを再び指定して、ファイルの妥当性を検査してください。


注意 – 注意 –

変更したカスタムアクションファイルに構文エラーが見つかった場合は、エラーを修正してから、障害モニターを再起動します。障害モニターの再起動時に構文エラーが未修正だった場合は誤ったファイルが読み取られ、最初の構文エラー以後のエントリは無視されます。


サーバー障害モニターに使用させるカスタムアクションファイルを指定する

  1. クラスタノード上で、スーパーユーザーになります。

  2. SUNW.oracle_server リソースの Custom_action_file 拡張プロパティを設定します。

    このプロパティをカスタムアクションファイルの絶対パスに設定します。


    # scrgadm -c -j server-resource\
      -x custom_action_file=filepath
    
    -j server-resource

    SUNW.oracle_server リソースを指定します。

    -x custom_action_file= filepath

    カスタムアクションファイルの絶対パスを指定します。