ここでは、ノードとディスクを準備する手順について説明します。
次の手順で、SAP をインストールして構成するための準備を行います。
すべてのノードでスーパーユーザーになります。
切り替えまたはフェイルオーバーの発生時に Sun Cluster HA for SAP の起動と停止が正常に行われるように、/etc/nsswitch.conf を構成します。
Sun Cluster HA for SAP が動作する論理ホストをマスターできる各ノードで、次の group エントリのどれかを /etc/nsswitch.conf ファイルに指定します。
group: group: files [NOTFOUND=return] nis group: file [NOTFOUND=return] nisplus |
Sun Cluster HA for SAP では、su user コマンドを使用して SAP の起動と検証を行います。クラスタノードのパブリックネットワークに障害が発生すると、ネットワーク情報ネームサービスが使用不能になることがあります。group エントリを /etc/nsswitch.conf ファイルに追加するときは、ネットワーク情報ネームサービスを利用できなかった場合にsu(1M) コマンドによって NIS/NIS+ ネームサービスの参照が起こらないことを確認してください。