クラスタノードを停止する場合は、クラスタコンソール上で send brk を使用してはいけません。この機能はクラスタ内ではサポートされません。send brk を使用し、ok プロンプトに go を入力し、再起動すると、ノードでパニックが発生します。
Oracle® の Parallel Server または Real Application Clusters が動作しているクラスタの場合、データベースのすべてのインスタンスを停止します。
停止の手順については、Oracle Parallel Server/Real Application Clusters 製品のマニュアルを参照してください。
クラスタ内にある任意のノード上でスーパーユーザーになります。
直ちにクラスタを停止して OBP の状態にします。
クラスタ内の 1 つのノードから、次のコマンドを入力します。
# scshutdown -g0 -y |
すべてのノードが ok プロンプトの状態になったことを確認します。
すべてのクラスタノードが ok プロンプトの状態になるまで、どのノードの電源も切らないでください。
必要であればノードの電源を切ります。
次に、正常なクラスタの動作を停止して、すべてのノードを ok プロンプトの状態にしたときのコンソールの出力例を示します。ここでは、-g 0 オプションで停止の猶予期間をゼロに設定し、-y で、確認プロンプトに対して自動的に yes と応答するよう指定しています。停止メッセージは、クラスタ内の他のノードのコンソールにも表示されます。
# scshutdown -g0 -y May 2 10:08:46 phys-schost-1 cl_runtime: WARNING: CMM monitoring disabled. phys-schost-1# INIT: New run level: 0 The system is coming down. Please wait. System services are now being stopped. /etc/rc0.d/K05initrgm: Calling scswitch -S (evacuate) The system is down. syncing file systems... done Program terminated ok |
クラスタを起動するを参照して、停止したクラスタを再起動します。