SunPlex は、ボリューム管理ソフトウェアを使用し、ミラーとホットスペアディスクによりデータの可用性を向上させ、ディスクの障害と交換を処理します。
SunPlex には、独自の内部ボリューム管理ソフトウェアコンポーネントはありませんが、次のボリューム管理ソフトウェアに依存しています。
Solaris Volume Manager
VERITAS Volume Manager
クラスタ内のボリューム管理ソフトウェアは、次の処理に対するサポートを提供しています。
ノード障害のフェイルオーバー処理
異なるノードからの多重パスサポート
ディスクデバイスグループへの遠隔からの透過アクセス
クラスタの制御下にあるボリューム管理オブジェクトは、ディスクデバイスグループになります。ボリューム管理ソフトウェアの詳細については、使用するボリューム管理ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
ディスクセットまたはディスクグループを計画する場合の重要な考慮事項として、その関連ディスクデバイスグループが、クラスタ内のアプリケーションリソース (データ) にどのように関連付けられているかを理解する必要があります。詳細は、『Sun Cluster 3.1 ソフトウェアのインストール』と『Sun Cluster 3.1 データサービスのインストールと構成』を参照してください。