Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

例 — ディスクデバイスグループからノードを削除する (Solstice DiskSuite/Solaris Volume Manager)

次に、ディスクデバイスグループ構成からホスト名 phys-schost-2 を削除する例を示します。 この例では、指定したディスクデバイスグループから phys-schost-2 を潜在的な主ノードとして削除します。 ノードの削除を確認するには、scstat-D コマンドを実行し、 削除したノードが画面に表示されていないことを確認します。


[ノードの Solstice DiskSuite/Solaris Volume Manager
 ディスクデバイスグループ (2) を確認する:]
# scconf -pv | grep Device
  デバイスグループ名:                 dg-schost-1
    デバイスグループのタイプ:               SDS/SVM
    デバイスグループの有効なフェイルバック:   no
    デバイスグループのノードリスト:          phys-schost-1, phys-schost-2
    デバイスグループの順序つきノードリスト:  yes
    デバイスグループのディスクセット名:    	         dg-schost-1
[ノードのディスクデバイスグループを確認する:]
# scstat -D
  -- デバイスグループのサーバー --
                       デバイスグループ  プライマリ        セカンダリ
                       ------------  -------        ---------
  デバイスグループのサーバー: dg-schost-1  phys-schost-1  phys-schost-2
[スーパーユーザーになる.]
[ディスクデバイスグループからホスト名を削除する:]
# metaset -s dg-schost-1 -d -h phys-schost-2
[ノードが削除されたことを確認する:]
phys-schost-1% scconf -pv |grep
 デバイスグループのサーバー --
                       デバイスグループ  プライマリ        セカンダリ
                       ------------  -------        ---------
デバイスグループのノードリスト: dg-schost-1, phys-schost-2,