次の md.tab のサンプルファイルでは、dg-schost-1 という名前でディスクセットを定義しています。 md.tab ファイル内の行の順序は重要ではありません。
dg-schost-1/d0 -m dg-schost-1/d10 dg-schost-1/d20 dg-schost-1/d10 1 1 /dev/did/rdsk/d1s0 dg-schost-1/d20 1 1 /dev/did/rdsk/d2s0 |
次の例では、Solstice DiskSuite の用語が使用されています。 Solaris Volume Manager では、トランスメタデバイスの代わりにトランザクショナルボリュームが使用され、メタデバイスの代わりにボリュームが使用されます。 ほかの部分については、次の処理は両方のボリュームマネージャに対して有効です。
サンプル md.tab ファイルは、以下のように構築されています。
先頭行では、デバイス d0 を、メタデバイス d10 と d20 のミラーとして定義しています。 -m は、このデバイスがミラーデバイスであることを示します。
dg-schost-1/d0 -m dg-schost-1/d0 dg-schost-1/d20 |
2 行目では、d0 の最初のサブミラーであるメタデバイス d10 を一方向のストライプとして定義しています。
dg-schost-1/d10 1 1 /dev/did/rdsk/d1s0 |
3 行目では、d0 の最初のサブミラーであるメタデバイス d20 を一方向のストライプとして定義しています。
dg-schost-1/d20 1 1 /dev/did/rdsk/d2s0 |