Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

Start の概要

DNS を起動する前に、サンプルのデータサービスの Start メソッドは、構成ディレクトリと構成ファイル (named.conf) がアクセス可能で利用可能であるかどうかを確認します。 DNS が正常に動作するためには、named.conf の情報が重要です。

このコールバックメソッドは、プロセス監視機能 (pmfadm) を使用し、DNS デーモン (in.named) を起動します。 DNS がクラッシュしたり、起動に失敗したりすると、このメソッドは、一定の期間に一定の回数だけ DNS の起動を再試行します。 再試行の回数と期間は、データサービスの RTR ファイル内のプロパティで指定されます。