次に、RTR ファイルの最後の例として、拡張プロパティを示します。
# 拡張プロパティ
#
# クラスタ管理者は、このプロパティに値を設定して、アプリケーション
# が使用する構成ファイルが格納されているディレクトリを指定する
# 必要がある。このアプリケーション (smpl) の場合、PXFS 上に
# ある構成ファイル (通常は named.conf) のパスを指定する。
{
PROPERTY = Confdir_list;
EXTENSION;
STRINGARRAY;
TUNABLE = AT_CREATION;
DESCRIPTION = "The Configuration Directory Path(s)";
}
# 次の2 つのプロパティは、障害モニターの再起動を制御する。
{
PROPERTY = Monitor_retry_count;
EXTENSION;
INT;
DEFAULT = 4;
TUNABLE = ANYTIME;
DESCRIPTION = "Number of PMF restarts allowed for fault monitor.";
}
{
PROPERTY = Monitor_retry_interval;
EXTENSION;
INT;
DEFAULT = 2;
TUNABLE = ANYTIME;
DESCRIPTION = "Time window (minutes) for fault monitor restarts.";
}
# 検証用のタイムアウト値 (秒)。
{
PROPERTY = Probe_timeout;
EXTENSION;
INT;
DEFAULT = 120;
TUNABLE = ANYTIME;
DESCRIPTION = "Time out value for the probe (seconds)";
}
# PMF 用の子プロセス監視レベル (pmfadm の-C オプション)。
# デフォルトの -1 は、pmfadm -C オプションを使用しないこと
# を示す。
# 0 より大きな値は、目的の子プロセス監視レベルを示す。
{
PROPERTY = Child_mon_level;
EXTENSION;
INT;
DEFAULT = -1;
TUNABLE = ANYTIME;
DESCRIPTION = "Child monitoring level for PMF";
}
# ユーザー追加コード -- BEGIN VVVVVVVVVVVV
# ユーザー追加コード -- END ^^^^^^^^^^^^
次に示すように、Agent Builder は、ほとんどのデータサービスにとって有用な拡張プロパティを作成します。
アプリケーション構成ディレクトリへのパスを指定します。このプロパティは多くのアプリケーションにとって有用な情報です。 データサービスを構成するときに、システム管理者はこのディレクトリの場所を指定できます。
サーバーデーモンではなく、障害モニター自体の再起動を制御します。
PMF による監視レベルを設定します。 詳細については、pmfadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
「ユーザー追加コード」というコメント文で囲まれた部分に、追加の拡張プロパティを作成できます。