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Sun Cluster Data Service for Sun Java System Application Server ガイド (Solaris OS 版)

Sun Java System Web Server プラグインのインストールと構成

この手順では、Sun Java System Application Server で構成されるパススループラグインのインストールについて説明します。 ここには、Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server に関する説明のみが含まれています。 パッチ要件をはじめとする、インストール手順の詳細は、Sun Java System Application Server7 のマニュアルを参照してください。

Sun Java System Web Server プラグインのインストールと構成を実行する

  1. Sun Java System Application Server 7 のマニュアルを参照して、Sun Java System Web Server プラグインをインストールします。

  2. Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server をフェイルオーバーデータサービスとして構成しているかを確認します。

    フェイルオーバーデータサービスとして Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server を構成している場合、フロントエンドの Sun Java System Web Server はインストールしてもしなくてもかまいません。

  3. Web サーバーがアプリケーションサーバーと同じクラスタで動作するかを確認します。

    1. loadbalancer.xml ファイルで、クラスタプライベート IP アドレスを持つ Sun Java System Web Server プラグインをリスナーとして設定します。 


      <instance name="server1" enabled=true disable-timeout-in-minutes="60" 
listeners="http://172.16.193.1:80/ http://172.16.194.5:80/ " />
    注 –

    プラグインの構成では、ノードトランスポートアダプタ IP アドレスを使用する必要があります。 これらの IP アドレスを求めるには、1 次 Sun Cluster ノードから scconf -p | less コマンドを実行します。 clusternode1-priv などのホスト名はこの構成では無効なので、使用しないでください。

  4. loadbalancer.xml ファイルで、物理ホスト名を持つ Sun Java System Web Server プラグインをリスナーとして設定します。 


    <instance name="server1" enabled=true disable-timeout-in-minutes="60" 
listeners=http://hosta:80/ http://hostb:80/ " />

    前の例では、Sun Java System Application Server インスタンスがクラスタノード 1 および 2 のポート 80 上で構成されていることを想定しています。