Sun Cluster Data Service for SAP ガイド (Solaris OS 版)

Web Start プログラムを使用して Sun Cluster HA for SAP パッケージをインストールする

Web Start プログラムは、コマンド行インタフェース (CLI) またはグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) のどちらでも実行できます。 作業の内容と順序は、CLI でも GUI でも同様です。 Web Start プログラムの詳細は、installer(1M) のマニュアルページを参照してください。

  1. Sun Cluster HA for SAP パッケージをインストールするクラスタノードで、スーパーユーザーになります。

  2. (省略可能) GUI を使用して Web Start プログラムを実行する場合は、DISPLAY 環境変数を設定しておく必要があります。

  3. CD-ROM ドライブに Sun Java Enterprise System Accessory CD Volume 3 を読み込みます。

    ボリューム管理デーモンvold(1M) が実行され、CD-ROM デバイスを管理するように構成されている場合、CD-ROM は /cdrom/cdrom0 ディレクトリに自動的にマウントされます。

  4. CD-ROM の Sun Cluster HA for SAP コンポーネントディレクトリに切り替えます。

    Sun Cluster HA for SAP データサービス用の Web Start プログラムはこのディレクトリにあります。


    # cd /cdrom/cdrom0/\
    components/SunCluster_HA_SAP_3.1/
    
  5. Web Start プログラムを起動します。


    # ./installer
    
  6. プロンプトに対して、インストールのタイプを選択します。

    • C ロケールだけをインストールする場合は、Typical を選択します。

    • その他のロケールをインストールする場合は、Custom を選択します。

  7. 表示される手順に従って、ノードに Sun Cluster HA for SAP パッケージをインストールします。

    インストールの完了後、Web Start プログラムはインストールのサマリを出力します。 このサマリによって、インストール中に Web Start プログラムが作成したログを表示できます。 これらのログは、/var/sadm/install/logs ディレクトリにあります。

  8. Web Start プログラムを終了します。

  9. CD-ROM ドライブから Sun Java Enterprise System Accessory CD Volume 3 を読み取り解除します。

    1. CD-ROM が使用されないように、CD-ROM 上には存在しないディレクトリに切り替えます。

    2. CD-ROM を取り出します。


      # eject cdrom
      

次に進む手順

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