SUNW.sap_xserver リソースタイプのインスタンスを移行するために必要な情報は、次のとおりです。
移行を実行できるのは、リソースが監視対象でない場合だけです。
SUNW.sap_xserver リソースタイプの新機能を使用する場合は、Type_version プロパティに設定する必要がある値は 2 です。
SAP xserver 実行環境のプログラムとライブラリを含むディレクトリを指定する場合は、 Independent_Program_Path 拡張プロパティを設定します。 詳細については、Sun Cluster HA for SAP liveCache の拡張プロパティ を参照してください。
次の例に、SUNW.sap_xserver リソースタイプのインスタンスを編集するコマンドの例を示します。
# scrgadm -cj sapxserver-rs -y Type_version=2 \ -x Independent_Program_Path=/sapdb/indep_prog |
このコマンドによって、SUNW.sap_xserver リソースが次のように編集されます。
SUNW.sap_xserver リソースの名前は、 sapxserver-rs です。
このリソースのType_version プロパティには 2 が設定されます。
独立したプログラムパスは /sapdb/indep_prog です。