Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)

リソースグループプロパティを変更する

この手順を実行するには、次の情報が必要になります。

この手順では、リソースグループプロパティの変更方法について説明しています。 リソースグループプロパティの一覧については、付録 A 「標準プロパティ」 を参照してください。


注 –

この手順は、任意のクラスタノードから実行します。


  1. クラスタメンバー上でスーパーユーザーになります。

  2. リソースグループプロパティを変更します。


    # scrgadm -c -g resource-group -y property=new_value
    
    -c

    指定したプロパティを変更します。

    -g resource-group

    リソースグループの名前を指定します。

    -y property

    変更するプロパティの名前を指定します。

  3. リソースグループプロパティが変更されていることを確認します。


    # scrgadm -pv -g resource-group
    

例 – リソースグループプロパティの変更

次に、リソースグループ (resource-group-1) の Failback プロパティを変更する例を示します。


# scrgadm -c -g resource-group-1 -y Failback=True
# scrgadm -pv -g resource-group-1