Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)

サーバープロセスの異常終了の監視

プロセスモニタファシリティ(PMF) は、データサービスプロセスを監視します。

データサービスの障害検証は、無限ループで実行され、 Thorough_probe_interval リソースプロパティによって設定された調整可能な期間に休止状態 (スリープ) になります。 休止している間に、検証機能は プロセスが終了したかどうかについて PMF により検査します。 サーバープロセスが終了した場合は、その後、検証機能はデータサービスの状態を「Service daemon not running」で更新し、操作を実行します。 実行する操作には、データサービスをローカルで再起動する、またはセカンダリクラスタノードにデータサービスをフェイルオーバーするなどが含まれます。 検証機能は、そのデータサービスアプリケーションリソースの Retry_count および Retry_interval リソースプロパティで設定されている値を調べ、データサービスを再起動するか、フェイルオーバーするかどうかを決定します。