以下の各項ではリソースの登録と構成について説明します。 これらの説明は、設定が必要な Sun Cluster HA for SAP DB の拡張プロパティに限られています。 Sun Cluster HA for SAP DB のすべての拡張プロパティについては、付録 A 「Sun Cluster HA for SAP DB 拡張プロパティ 」 を参照してください。 拡張プロパティによっては、動的に更新できるものもあります。 ただし、それ以外の拡張プロパティは、リソースを作成するか無効にするときにしか更新できません。 「調整可能」の欄には、そのプロパティをいつ変更できるかが示されています。
リソースの拡張プロパティを設定する際には、リソースを作成または変更する scrgadm(1M) コマンドに次のオプションを指定する必要があります。
-x property=value |
設定する拡張プロパティを指定します。
設定する拡張プロパティの値を指定します。
リソースを作成した後でリソースを構成する場合は、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』のデータサービスリソースの管理」に示されている手順を使用します。