Sun Cluster の概要 (Solaris OS 版)

クラスタノード

クラスタノードは、Solaris ソフトウェアと Sun Cluster ソフトウェアが共に動作しているマシンです。 Sun Cluster ソフトウェアは、2 から 8 ノードのクラスタをサポートします。

クラスタノードは通常、1 つ以上のディスクに接続されます。 ディスクに接続されていないノードは、クラスタファイルシステムを使用して多重ホストディスクにアクセスします。 PDB データベース構成の下にある各ノードは、一部またはすべてのディスクに同時にアクセスします。

クラスタ内のすべてのノードは、別のノードがいつクラスタに参加したか、またはクラスタから切り離れたかを認識します。 さらに、クラスタ内のすべてのノードは、ローカルに実行されているリソースだけでなく、他のクラスタノードで実行されているリソースも認識します。

同じクラスタ内の各ノードの CPU 処理、メモリー、および入出力性能が同等で、パフォーマンスを著しく低下させることなくフェイルオーバーを行うことができることを確認してください。 フェイルオーバーの可能性があるため、各ノードには、ノードの障害時にもサービスレベル合意を満たせる十分な容量を持つ必要があります。