Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

Agent Builder のインストールと構成

Agent Builder を個別にインストールする必要はありません。Agent Builder は、Sun Cluster ソフトウェアの標準インストールの際にデフォルトでインストールされる SUNWscdev パッケージに含まれています。詳細は『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』を参照してください。

Agent Builder を使用する前に、次のことを確認してください。


注 –

Agent Builder では、標準の cc コンパイラ以外のコンパイラも使用できます。このためには、$PATH において、cc から別のコンパイラ (gcc など) にシンボリックリンクを作成します。もう 1 つの方法は、Makefile におけるコンパイラ指定を変更して (現在は、CC=cc)、別のコンパイラへの完全パスを指定します。たとえば、エージェント が生成する Makefile において、CC=cc CC=pathname/gcc に変更します。この場合、エージェントを直接実行することはできません。代わりに、makemake pkg コマンドを使用して、データサービスコードとパッケージを生成する必要があります。