Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

サポートファイル

Agent Builder はサポートファイル (pkginfopostinstallpostremovepreremove など) を install_directory/rt_name/etc ディレクトリに格納します。このディレクトリには、Resource Type Registration (RTR) ファイルも格納されます。RTR ファイルは、ターゲットリソースタイプが利用できるリソースとリソースタイププロパティを宣言して、リソースをクラスタに登録するときにプロパティ値を初期化します。詳細は、「リソースとリソースタイププロパティの設定」を参照してください。RTR ファイルの名前は、ベンダー名とリソースタイプ名をピリオドで区切って連結したものです (たとえば、SUNW.ftp)。

RTR ファイルは、ソースコードを再コンパイルしなくても、標準のテキストエディタで編集および修正できます。ただし、make pkg コマンドを使用して、パッケージを再構築する必要があります。