Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

GDS によるイベントのロギング

GDS から、GDS を起動するスクリプトに渡される有益な情報をロギングできます。この情報は、起動、検証、停止の各メソッドやプロパティ変数などからなります。この情報を使ってスクリプトの問題やエラーを診断したり、この情報を他の目的に利用したりできます。

GDS でロギングすべきメッセージのレベル (つまり、タイプ) の指定には、Log_level プロパティを使用します (詳細は Log_level プロパティ」を参照)。プロパティの値には NONEINFO 、または ERR を指定できます。

GDS ログファイル

次の 2 つの GDS ログファイルが、/var/cluster/logs/DS/resource_group_name/ resource_name ディレクトリに置かれます。

start_stop_log.txt には、次のようなメッセージが書き込まれます。

10/20/2004 12:38:05 phys-node-1 START-INFO> Start succeeded. [/home/brianx/sc/start_cmd]
10/20/2004 12:42:11 phys-node-1 STOP-INFO> Successfully stopped the application

probe_log.txt には、次のようなメッセージが書き込まれます。

10/20/2004 12:38:15 phys-node-1 PROBE-INFO> The GDS monitor (gds_probe) has been started
10/20/2004 12:39:15 phys-node-1 PROBE-INFO> The probe result is 0
10/20/2004 12:40:15 phys-node-1 PROBE-INFO> The probe result is 0
10/20/2004 12:41:15 phys-node-1 PROBE-INFO> The probe result is 0