以下の関数を使用すると、リソースグループについての情報にアクセスしたり、リソースグループを再起動できます。
これらの関数は、RGM によって管理されるリソースグループの情報にアクセスします。scha_resourcegroup_open() 関数は、リソースグループへのアクセスを初期化し、scha_resourcegroup_get() のハンドルを戻します。scha_resourcegroup_get() 関数は、リソースグループの情報にアクセスします。scha_resourcegroup_close() 関数は、ハンドルを無効にし、scha_resourcegroup_get() の戻り値に割り当てられているメモリーを解放します。
scha_resourcegroup_open() 関数がリソースグループのハンドルを戻したあとに、クラスタの再構成や管理アクションによって、リソースグループが変更されることがあります。この場合、scha_resourcegroup_get() 関数がハンドルを通じて獲得した情報は正しくない可能性があります。リソースグループ上でクラスタの再構成や管理アクションが行われた場合、RGM は scha_err_seqid エラーコードを scha_resourcegroup_get() 関数に戻し、リソースグループが変更されたことを示します。このメッセージは致命的なエラーメッセージではないため、関数は正常に終了します。したがって、このメッセージは無視してもかまいません。また、現在のハンドルを閉じて新しいハンドルを開き、リソースグループの情報にアクセスし直してもかまいません。
RGM の制御下のリソースグループの再起動、または別のノードへの再配置を要求します。