データサービスを構成するときに、次の 3 つのノードリストを指定できます。
installed_nodes – データサービスのリソースタイプのプロパティ。このプロパティには、リソースタイプがインストールされ、実行が有効になるクラスタノード名の一覧が含まれます。
nodelist — リソースグループのプロパティ。優先順位に基づいて、グループをオンラインにできるクラスタノード名の一覧が含まれます。これらのノードは、リソースグループの潜在的主ノードまたはマスターです。フェイルオーバーサービスについては、リソースグループノードリストを 1 つだけ設定します。スケーラブルサービスの場合は、2 つのリソースグループを設定するため、ノードリストも 2 つ必要になります。一方のリソースグループとノードリストには、共有アドレスをホストするノードが含まれます。このノードリストは、スケーラブルリソースが依存するフェイルオーバーリソースグループを構成します。もう一方のリソースグループとそのノードリストは、アプリケーションリソースをホストするノードを識別します。アプリケーションリソースは、共有アドレスに依存します。共有アドレスを含むリソースグループ用のノードリストは、アプリケーションリソース用のノードリストのスーパーセットになる必要があるためです。
auxnodelist — 共有アドレスリソースのプロパティ。このプロパティは、クラスタノードを識別する物理ノード ID の一覧が含まれます。このクラスタノードは共有アドレスをホストできますが、フェイルオーバー時に主ノードになることはありません。これらのノードは、リソースグループのノードリストで識別されるノードとは、相互に排他的な関係になります。このノードリストは、スケーラブルサービスにのみ適用されます。詳細は、scrgadm(1M) のマニュアルページを参照してください。