HAStorage は、今後の Sun Cluster でサポートされなくなる可能性があります。同等の機能が HAStoragePlus でサポートされています。HAStorage から HAStoragePlus へアップグレードするには、「HAStorage から HAStoragePlus へのアップグレード」を参照してください。
既存のリソースのために HAStorage リソースを作成するには、「リソースグループとディスクデバイスグループ間での起動の同期」を読み、その後以下の作業を行なってください。
リソースタイプが登録されているかどうかを調べます。
次のコマンドは、登録されているリソースタイプのリストを出力します。
# scrgadm -p | egrep Type |
必要であれば、リソースタイプを登録します。
# scrgadm -a -t SUNW.HAStorage |
HAStorage リソースである hastorage-1 を作成します。
# scrgadm -a -g resource-group -j hastorage-1 -t SUNW.HAStorage \ -x ServicePaths= … -x AffinityOn=True |
hastorage-1 リソースを有効にします。
# scswitch -e -j hastorage-1 |
必要に応じて既存の各リソースについて依存性を設定します。
# scrgadm -c -j resource -y Resource_Dependencies=hastorage-1 |
リソースの依存性を正しく構成したかを確認します。
# scrgadm -pvv -j resource | egrep strong |