リソースをダウングレードして古いバージョンのリソースタイプにすることができます。古いリソースタイプバージョンにダウングレードする場合は、新しいリソースタイプバージョンにアップグレードする場合よりも条件が厳しくなります。まず、リソースグループの管理を解除する必要があります。アップグレードが可能なリソースタイプバージョンにしかダウングレードできないということにも注意してください。アップグレード可能なバージョンは scrgadm!)-p コマンドを使用して確認できます。アップグレード可能なバージョンの場合、接尾辞 :version が表示されます。
リソースをダウングレードして古いバージョンのリソースタイプにすることができます。古いリソースタイプバージョンにダウングレードする場合は、新しいリソースタイプバージョンにアップグレードする場合よりも条件が厳しくなります。まず、リソースグループの管理を解除する必要があります。アップグレードが可能なリソースタイプバージョンにしかダウングレードできないということにも注意してください。アップグレード可能なバージョンは scrgadm!)-p コマンドを使用して確認できます。アップグレード可能なバージョンの場合、接尾辞 :version が表示されます。
ダウングレードしたいリソースを含んでいるリソースグループをオフラインに切り替えます。
scswitch -F -g resource_group |
ダウングレードするリソースと、そのリソースグループ内のすべてのリソースを無効にします。
scswitch -n -j resource_to_downgrade scswitch -n -j resource1 scswitch -n -j resource2 scswitch -n -j resource3 ... |
リソースの無効化は、依存性の高いもの (アプリケーションリソース) から開始し、もっとも依存性の低いもの (ネットワークアドレスリソース) で終了するように行なってください。
リソースグループを非管理状態に切り替えます。
scswitch -u -g resource_group |
ダウングレード後のリソースタイプバージョンとする古いリソースバージョンがクラスタ内にまだ登録されているかどうか確認します。
登録されている場合は、次の手順に進みます。
登録されていない場合は、希望する旧バージョンを登録し直します。
scrgadm -a -t resource_type_name |
希望する旧バージョンを Type_version に指定し、リソースをダウングレードします。
scrgadm -c -j resource_to_downgrade -y Type_version=old_version |
必要に応じて、同じコマンドを使って、同じリソースのその他のプロパティに適切な値を設定します。
ダウングレードしたリソースを含んでいるリソースグループを管理状態にし、すべてのリソースを有効にしたあと、このグループをオンラインに切り替えます。
scswitch -Z -g resource_group |