次の各手順では、リソース自体とは関係なくリソースフォルトモニターだけを無効または有効にします。したがって、フォルトモニターが無効にされても、そのリソース自体は正常に動作を続けます。ただし、フォルトモニターが無効になっていると、データサービスに障害が発生しても、障害回復は自動的には開始されません。
追加情報については、scswitch(1M) のマニュアルページを参照してください。
この手順は任意のノードから実行できます。
クラスタメンバー上でスーパーユーザーになります。
リソース障害モニターを無効にします。
# scswitch -n -M -j resource |
リソースまたはリソースモニターを無効にします。
指定されたリソースのフォルトモニターを無効にします。
リソースの名前
リソースフォルトモニターが無効になっていることを確認します。
各クラスタノードで次のコマンドを実行し、監視されるフィールド (RS Monitored) を確認します。
# scrgadm -pv |
この例では、リソースフォルトモニターを無効にします。
# scswitch -n -M -j resource-1 # scrgadm -pv ... RS Monitored: no... |
クラスタメンバー上でスーパーユーザーになります。
リソースフォルトモニターを有効にします。
# scswitch -e -M -j resource |
リソースまたはリソースモニターを有効にします。
指定されたリソースの障害モニターを有効にします。
リソースの名前を指定します。
リソース障害モニターが有効になっていることを確認します。
各クラスタノードで次のコマンドを実行し、監視されるフィールド (RS Monitored) を確認します。
# scrgadm -pv |
この例では、リソースフォルトモニターを有効にします。
# scswitch -e -M -j resource-1 # scrgadm -pv ... RS Monitored: yes... |