Web Start プログラムは、コマンド行インタフェース (CLI) またはグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) を使用して実行できます。CLI と GUI での作業の内容と手順はほとんど同じです。Web Start プログラムの詳細は、installer(1M) のマニュアルページを参照してください。
Sun Cluster HA for Oracle パッケージをインストールするクラスタノード上で、スーパーユーザーになります。
(省略可能) Web Start プログラムを GUI で実行する場合は、必ず DISPLAY
環境変数を設定します。
CD-ROM ドライブに Sun Java Enterprise System Accessory CD Volume 3 を挿入します。
ボリューム管理デーモン vold(1M) が実行されており、CD-ROM デバイスを管理するように構成されている場合は、デーモンによって CD-ROM が自動的に /cdrom/cdrom0 ディレクトリにマウントされます。
CD-ROM の Sun Cluster HA for Oracle コンポーネントディレクトリに切り替えます。
Sun Cluster HA for Oracle データサービスの Web Start プログラムは、このディレクトリに入っています。
# cd /cdrom/cdrom0/\ components/SunCluster_HA_Oracle_3.1 |
Web Start プログラムを起動します。
# ./installer |
プロンプトが表示されたなら、インストールの種類を選択します。
表示される手順に従って、ノードに Sun Cluster HA for Oracle パッケージをインストールします。
インストールが終了すると、Web Start プログラムのインストールサマリが出力されます。このサマリーを使用して、インストール時に Web Start によって作成されたログを確認できます。これらのログは、/var/sadm/install/logs ディレクトリにあります。
Web Start プログラムを終了します。
CD-ROM ドライブから Sun Java Enterprise System Accessory CD Volume 3 を取り出します。
「Sun Cluster HA for Oracle の登録と構成」 を参照して Sun Cluster HA for Oracle を登録し、このデータサービス用にクラスタを構成します。