クラスタファイルシステムには、Oracle Real Application Clusters に関連する次のファイルだけを格納できます。
Oracle バイナリファイル
Oracle 構成ファイル (たとえば、init.ora、 tnsnames.ora、listener.ora、 sqlnet.ora)
保存された再実行ログファイル
警告ファイル (たとえば、alert_ sid.log)
追跡ファイル (*.trc)
クラスタファイルシステムに、データファイル、コントロールファイル、オンラインの再実行ログファイルを格納しないでください。
保存された再実行ログファイルに書き込む際の入出力性能は、保存された再実行ログファイルのデバイスグループがどこにあるかによって異なります。パフォーマンスを最適にするために、保存された再実行ログファイル用のプライマリのデバイスグループは、Oracle Real Application Clusters データベースインスタンスと同じノード上に置くようにしてください。このデバイスグループには、データベースインスタンスの保存された再実行ログを保持するファイルシステムが含まれています。
クラスタファイルシステムの作成方法については、以下のマニュアルを参照してください。
『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の「広域デバイスとクラスタファイルシステムについての計画」
『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の「クラスタの構成」