Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server 障害モニターは、次の表に示す拡張プロパティを使用します。調整の項目は、プロパティを動的に更新できるのか、それとも作成時に限って更新できるのかを示します。
Sun Java System Application Server リソースを作成するときに、コマンド行の scrgadm -x parameter =value を使用して、拡張プロパティを構成します。拡張プロパティの詳細は、SUNW.s1as(5M) のマニュアルページを参照してください。Sun Cluster にどのようなデータサービスプロパティがあるかについては、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「標準プロパティ」を参照してください。
表 1–2 Sun Cluster HA for Sun Java System Application Server の拡張プロパティ
名前/データタイプ |
説明 |
---|---|
Confdir_list(string array) |
Sun Java System Application Server の特定インスタンスの構成ディレクトリへの絶対パス 初期値: なし 調整:作成時 |
Monitor_Uri_List (文字列) |
Sun Java System Application Server の機能をテストする目的で、障害モニターが使用できる単一 URI または URI リスト。障害モニターは、URI に HTTP GET を実行することによって、アプリケーションサーバーをテストします。Monitor_Uri_List 拡張プロパティを使用すると、配備されているアプリケーションの機能を検証できます。Sun Java System Application Server 上に配備されているアプリケーションが対応する 1 つ以上の URI にプロパティを設定することによって、配備されているアプリケーションを検証します。HTTP サーバーのリターンコードが 500 (Internal Server Error) となるか接続に失敗した場合、検証は対応処置を実行します。詳細は、検証メソッドの説明を参照してください。 初期値:Null 調整: 任意の時点 |