Sun Cluster HA for Sybase Adaptive Server 12.0 のインストールに先立って、次のファイルのインストール先を選択する必要があります。
Sybase ASE アプリケーションファイル – 関連するファイルには、Sybase ASE バイナリやライブラリがあります。これらのファイルは、ローカルファイルシステムにインストールすることも、クラスタファイルシステムにインストールすることもできます。
クラスタファイルシステムではなく、ローカルファイルシステム上に Sybase ASE のバイナリを置いておくメリットとデメリットについては、『 Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「Sun Cluster データサービスの構成のガイドライン」を参照してください。
Sybase ASE 構成ファイル – 関連するファイルには、interfaces ファイルや config ファイル、環境ファイルがあります。これらのファイルはローカルファイルシステム (リンクつき)、高可用性のローカルファイルシステム、またはクラスタファイルシステムのいずれにでもインストールできます。
データベースデータファイル – 関連するファイルには、Sybase デバイスファイルがあります。これらのファイルは Raw デバイスまたは正規ファイルとして、高可用性のローカルファイルシステムまたはクラスタファイルシステムにインストールする必要があります。