データサービスをまだインストールしていないため、この手順ではアプリケーションの可用性が高いかどうかを確認することはできません。
Samba のインストールと構成を確認する前に、Samba に対応する論理ホスト名が利用できることを確認してください。論理ホスト名を利用するには、「フェイルオーバーサービスとしての Sun Cluster HA for Samba の登録と構成方法」の手順 4、6、および 7 を完了する必要があります。
smb.conf ファイルをテストします。
NT ドメインメンバーとして構成されている場合は、ドメインを結合します。
# <samba-bin-directory>/smbpasswd \ -c <samba-config-directory>/lib/smb.conf \ -j <DOMAIN> -r <PDC > \ -U <Administrator on the PDC> |
正常に処理されると、次のメッセージが表示されます。
# smbpasswd: Joined domain <DOMAIN> |
# <samba-bin-directory>/net \ -s <samba-config-directory>/lib/smb.conf \ \ -U <Administrator on the PDC> |
正常に処理されると、次のメッセージが表示されます。
# Joined domain <DOMAIN> |
ADS を備えた Windows 200x のメンバーとして構成されている場合は、領域を結合します。
# <samba-bin-directory>/net \ -s <samba-config-directory>/lib/smb.conf \ \ -U <Administrator on the PDC> |
正常に処理されると、次のメッセージが表示されます。
# Joined <NETBIOS> to realm <REALM> |
Samba デーモンを起動します。
Samba のインストール方法によって、smbd プログラムと nmbd プログラムは <samba-bin-directory> に置かれる場合と、<samba-sbin-directory> に置かれる場合があります。
# <samba-[s]bin-directory>/smbd -s <samba-config-directory>/lib/smb.conf -D # <samba-[s]bin-directory>/nmbd -s <samba-config-directory>/lib/smb.conf -D |
# <samba-bin-directory>/smbclient -N -L <NetBIOS-name> # <samba-bin-directory>/smbclient '\\<NetBIOS-name>\scmondir' \ -U <fmuser> -c 'pwd;exit' |
最後のコマンドには単一引用符が必要です。
Winbind デーモンを起動します (必要な場合)。
Samba のインストール方法によって、winbind プログラムは <samba-bin-directory> に置かれる場合と、<samba-sbin-directory> に置かれる場合があります。
# <samba-[s]bin-directory>/winbindd -s <winbind-configuration-directory>/lib/smb.conf & |
Winbind に接続します (必要な場合)。
# getent passwd # getent group |
Samba デーモンと winbindd (必要な場合) を停止します。
# pkill -TERM smbd # pkill -TERM nmbd # pkill -TERM winbindd |