バグ修正の結果、IPMP ベースのクラスタの構成が変更されています。IPMP ベースのクラスタで Sun Cluster HA for DHCP を動作させている場合、DHCP リソースを無効にし、削除してから再登録する必要があります。
Sun Cluster DHCP のリソース定義を保存します。
# scrgadm -pvv -j resource > file1 |
Sun Cluster DHCP リソースを無効にします。
# scswitch -n -j resource |
Sun Cluster DHCP リソースを削除します。
# scrgadm -r -j resource |
Sun Cluster DHCP リソースを構成し、登録します。
Sun Cluster DHCP のリソース定義を保存します。
# scrgadm -pvv -j resource > file2 |
更新した定義を、リソースを更新する前に保存した定義と比較します。
これらの定義を比較することで、タイムアウトの値など、既存の拡張プロパティーが変更されたかどうかを判別することができます。
# diff file1 file2 |
リセットされたリソースのプロパティーを修正します。
# scrgadm -c -j resource -x|y resource |
Sun Cluster DHCP リソースをオンラインにします。
# scswitch -e -j resource |