ディスクパスの監視を解除する場合は、この手順を使用します。
DPM は、Sun Cluster 3.1 10/03 ソフトウェアより前にリリースされたバージョンが動作するノードではサポートされません。ローリングアップグレードが行われているときには DPM コマンドを使用しないでください。すべてのノードをアップグレードしたら、DPM コマンドを使用する前にこれらのノードをオンラインにする必要があります。
クラスタ内にある任意のノード上でスーパーユーザーになります。
監視を解除するディスクパスの状態を調べます。
# scdpm -p [all:] disk path |
指定したディスクパスの現在のステータスを示す詳細なリストを出力します。
監視されているすべてのディスクパスと監視されていないすべてのディスクパスを表示します。
各ノードで、適切なディスクパスの監視を解除します。
# scdpm -u node:disk path |
node:disk path 引数の命名規則については、表 4–5 を参照してください。
次の例では、schost-2:/dev/did/rdsk/d1 ディスクパスの監視を解除し、クラスタ全体のディスクパスの一覧とそのステータスを出力します。
# scdpm -u schost-2:/dev/did/rdsk/d1 # scdpm -p all:all schost-1:/dev/did/dsk/d4 Ok schost-1:/dev/did/dsk/d3 Ok schost-2:/dev/did/dsk/d4 Fail schost-2:/dev/did/dsk/d3 Ok schost-2:/dev/did/dsk/d1 Unmonitored schost-2:/dev/did/dsk/d6 Ok |