Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

クラスタの接続とインストール

図 6–7に、構成例で使用したクラスタ構成を示します。構成例の二次クラスタにはノードが 1 つ含まれていますが、これ以外のクラスタ構成も使用できます。

図 6–7 クラスタ構成例

構成例で使用するクラスタ構成を示す図

表 6–2に、構成例に必要なハードウェアとソフトウェアを要約します。Solaris OS、Sun Cluster ソフトウェア、およびボリューム管理ソフトウェアは、Sun StorEdge Availability Suite ソフトウェアとパッチをインストールする前にクラスタノードにインストールしてください。

表 6–2 必要なハードウェアとソフトウェア

ハードウェアまたはソフトウェア 

要件 

ノードハードウェア 

Sun StorEdge Availability Suite ソフトウェアは、Solaris OS を使用するすべてのサーバー上でサポートされます。 

使用するハードウェアについては、『Sun Cluster 3.0-3.1 Hardware Administration Manual for Solaris OS』を参照

ディスク容量 

約 15M バイト 

Solaris OS 

Sun Cluster ソフトウェアがサポートする Solaris OS リリース 

すべてのノードが同じバージョンの Solaris OS を使用する必要があります。 

インストールについては、 「ソフトウェアのインストール」を参照

Sun Cluster ソフトウェア 

Sun Cluster 3.1 8/05 ソフトウェア 

インストールについては、第 2 章「Sun Cluster ソフトウェアのインストールと構成」を参照

ボリューム管理ソフトウェア 

Solstice DiskSuite または Solaris Volume Manager ソフトウェアまたは VERITAS Volume Manager (VxVM) ソフトウェア 

すべてのノードで、同じバージョンのボリューム管理ソフトウェアを使用する。 

インストールについては、「Solstice DiskSuite または Solaris Volume Manager ソフトウェアのインストールと構成」「SPARC: VxVM ソフトウェアのインストールと構成」を参照

Sun StorEdge Availability Suite ソフトウェア 

ソフトウェアのインストールについては、ご使用のリリースの Sun StorEdge Availability Suite ソフトウェアのインストールマニュアルを参照 

Sun StorEdge Availability Suite ソフトウェアパッチ 

最新のパッチについては、http://www.sunsolve.com を参照