metaset(1M) コマンドは、ディスクセット内のドライブのパーティションを再分割し、各ドライブの小さな領域をスライス 7 として Solstice DiskSuite または Solaris Volume Manager ソフトウェア用に予約します。各ドライブの残り領域はスライス 0 に組み込まれます。ドライブをより効果的に利用するために、この手順に従ってドライブの配置を変更してください。スライス1 から 6 に領域を割り当てることで、Solstice DiskSuite メタデバイスまたは Solaris ボリュームマネージャー ボリュームを設定するときにこれらのスライスを使用できるようになります。
クラスタノードのスーパーユーザーになります。
format コマンドを使用し、ディスクセット内の各ドライブのディスクパーティションを変更します。
ドライブのパーティションを再分割する際は、以下の条件を満たすことで、metaset(1M) コマンドでドライブのパーティションを再分割できないようにする必要があります。
状態データベースのレプリカを維持するのに十分な大きさのシリンダ 0 で始まるスライス 7 を作成します。Solstice DiskSuite または Solaris ボリュームマネージャー の管理者ガイドを参照して、ご使用のバージョンのボリューム管理ソフトウェア用の状態データベースレプリカのサイズを調べます。
スライス 7 の Flag フィールドを wu (読み書き可能、マウント不可) に設定します。読み取り専用には設定しないでください。
スライス 7 がドライブ上の他のスライスとオーバーラップしないようにします。
詳細については、format(1M) のマニュアルページを参照してください。
md.tab ファイルを使用してメタデバイスまたはボリュームを定義します。「md.tab ファイルを作成する」に進みます。