Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

ProcedureSolstice DiskSuite ソフトウェアをインストールする


注 –

次のような状況ではこの手順を実行しないでください。


クラスタ内の各ノードで次の作業を行います。

始める前に

次の作業を実行します。

手順
  1. クラスタノードのスーパーユーザーになります。

  2. CD-ROM からインストールする場合は、ノードの CD-ROM ドライブに Solaris 8 Software 2 of 2 CD-ROM を挿入します。

    この手順では、ボリューム管理デーモン vold(1M) が実行されており、CD-ROM デバイスを管理するように構成されていることを想定しています。

  3. Solstice DiskSuite ソフトウェアパッケージをインストールします。

    このソフトウェアパッケージは、次の例に示す順序でインストールします。


    # cd /cdrom/sol_8_sparc_2/Solaris_8/EA/products/DiskSuite_4.2.1/sparc/Packagespkgadd -d . SUNWmdr SUNWmdu [SUNWmdx] optional-pkgs
    
    • すべての Solstice DiskSuite のインストールには、 SUNWmdr および SUNWmdu パッケージが必要です。

    • 64 ビット版の Solstice DiskSuite をインストールするには、SUNWmdx パッケージも必要です。

    • オプションのソフトウェアパッケージについては、Solstice DiskSuite のインストールマニュアルを参照してください。


    注 –

    Solstice DiskSuite ソフトウェアパッチをインストールする場合は、Solstice DiskSuite ソフトウェアをインストールした後に 再起動しないでください。


  4. CD-ROM からインストールした場合は、CD-ROM を取り出します。

  5. Solstice DiskSuite パッチをすべてインストールします。

    パッチの入手先とインストール方法については、『Sun Cluster 3.1 8/05 ご使用にあたって (Solaris OS 版)』「パッチと必須ファームウェアのレベル」を参照してください。

  6. クラスタのほかの各ノードで、手順 1から手順 5までを繰り返します。

  7. クラスタの 1 つのノードから、Solstice DiskSuite の広域デバイス名前空間を手作業で生成します。


    # scgdevs
    
次の手順

SunPlex Installer を使用して Solstice DiskSuite ソフトウェアをインストールした場合は、「ルートディスクのミラー化」に進みます。

クラスタが Solaris 10 OS 上で動作している場合は、「状態データベースの複製を作成するには」に進みます。

上記以外の場合は、「メタデバイス名またはボリューム名とディスクセットの数を算出する」に進みます。

注意事項

scgdevs コマンドは、「Could not open /dev/rdsk/c0t6d0s2 to verify device id, Device busy」のようなメッセージを返すことがあります。リストされたデバイスが CD-ROM デバイスの場合は、メッセージを無視しても問題ありません。