次のような状況ではこの手順を実行しないでください。
Solaris 9 ソフトウェアをインストールした。Solaris 9 ソフトウェアと共に Solaris ボリュームマネージャー ソフトウェアが自動的にインストールされています。代わりに、「メタデバイス名またはボリューム名とディスクセットの数を算出する」に進みます。
Solaris 10 ソフトウェアをインストールした。代わりに、「状態データベースの複製を作成するには」に進みます。
SunPlex Installer を使用して、Solstice DiskSuite ソフトウェアをインストールした。代わりに、次のうちの 1 つを行います。
追加のディスクセットを作成する予定の場合は、「メタデバイス名またはボリューム名とディスクセットの数を算出する」に進みます。
追加のディスクセットを作成する予定でない場合は、「ルートディスクのミラー化」に進みます。
クラスタ内の各ノードで次の作業を行います。
次の作業を実行します。
ストレージドライブのマッピングを行います。
次の構成計画ワークシートに必要事項を記入します。計画のガイドラインについては、「ボリューム管理の計画」を参照してください。
クラスタノードのスーパーユーザーになります。
CD-ROM からインストールする場合は、ノードの CD-ROM ドライブに Solaris 8 Software 2 of 2 CD-ROM を挿入します。
この手順では、ボリューム管理デーモン vold(1M) が実行されており、CD-ROM デバイスを管理するように構成されていることを想定しています。
Solstice DiskSuite ソフトウェアパッケージをインストールします。
このソフトウェアパッケージは、次の例に示す順序でインストールします。
# cd /cdrom/sol_8_sparc_2/Solaris_8/EA/products/DiskSuite_4.2.1/sparc/Packages # pkgadd -d . SUNWmdr SUNWmdu [SUNWmdx] optional-pkgs |
すべての Solstice DiskSuite のインストールには、 SUNWmdr および SUNWmdu パッケージが必要です。
64 ビット版の Solstice DiskSuite をインストールするには、SUNWmdx パッケージも必要です。
オプションのソフトウェアパッケージについては、Solstice DiskSuite のインストールマニュアルを参照してください。
Solstice DiskSuite ソフトウェアパッチをインストールする場合は、Solstice DiskSuite ソフトウェアをインストールした後に 再起動しないでください。
CD-ROM からインストールした場合は、CD-ROM を取り出します。
Solstice DiskSuite パッチをすべてインストールします。
パッチの入手先とインストール方法については、『Sun Cluster 3.1 8/05 ご使用にあたって (Solaris OS 版)』の「パッチと必須ファームウェアのレベル」を参照してください。
クラスタの 1 つのノードから、Solstice DiskSuite の広域デバイス名前空間を手作業で生成します。
# scgdevs |
SunPlex Installer を使用して Solstice DiskSuite ソフトウェアをインストールした場合は、「ルートディスクのミラー化」に進みます。
クラスタが Solaris 10 OS 上で動作している場合は、「状態データベースの複製を作成するには」に進みます。
上記以外の場合は、「メタデバイス名またはボリューム名とディスクセットの数を算出する」に進みます。
scgdevs コマンドは、「Could not open /dev/rdsk/c0t6d0s2 to verify device id, Device busy」のようなメッセージを返すことがあります。リストされたデバイスが CD-ROM デバイスの場合は、メッセージを無視しても問題ありません。