Sun Management Center の Sun Cluster モジュールは、Sun Cluster 構成を監視するために使用されます。Sun Cluster モジュールパッケージをインストールする前に、以下の必要条件を確認してください。
ディスク容量 - Sun Cluster モジュールパッケージ用に、各クラスタノードに 25M バイトの容量があることを確認します。
Sun Management Center インストール - Sun Management Center インストールマニュアルの手順に従って、Sun Management Center ソフトウェアをインストールします。
次に、Sun Cluster 構成の追加の必要条件を示します。
各クラスタノードに Sun Management Center エージェントパッケージをインストールします。
エージェントマシン (クラスタノード) に Sun Management Center をインストールするときは、 エージェント (SNMP) の通信ポートにデフォルトの 161 を使用するか、別の番号を使用するかを選択します。このポート番号によって、サーバーはこのエージェントと通信できるようになります。後で監視用のクラスタノードを構成するときに参照できるように、選択したポート番号を控えておいてください。
SNMP ポート番号を選択する方法については、Sun Management Center のインストールマニュアルを参照してください。
Sun Management Center サーバー、ヘルプサーバー、およびコンソールパッケージをクラスタ以外のノードにインストールします。
管理コンソールやその他の専用マシンを使用している場合は、管理コンソール上でコンソールプロセスを実行し、別のマシン上でサーバープロセスを実行できます。このインストール方法を用いると、Sun Management Center のパフォーマンスを向上できます。
Web ブラウザ - Sun Management Center と接続するのに使用する Web ブラウザが Sun Management Center でサポートされていることを確認します。サポートされていない Web ブラウザでは、オンラインヘルプなどの一部の機能が利用できない可能性があります。サポートされる Web ブラウザと構成の必要条件については、Sun Management Center のマニュアルを参照してください。