Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

IP アドレス

クラスタ構成によっては、Sun Cluster のさまざまなコンポーネントに多数の IP アドレスを設定する必要があります。クラスタ構成内の各ノードには、サブネットの同じセットのパブリックネットワーク接続が少なくとも 1 つ必要です。

次の表に、IP アドレスの割り当てが必要なコンポーネントの一覧を示します。これらの IP アドレスを次の場所に追加してください。

表 1–3 IP アドレスを使用する Sun Cluster コンポーネント

構成要素 

必要な IP アドレス 

管理コンソール

サブネットごとに 1 つ 

IP ネットワークマルチパス グループ

 

  • 単一アダプタグループ – 1 つのプライマリ IP アドレスSolaris 8 の場合、グループ内のアダプタごとに 1 つのテスト IP アドレス

  • 複数のアダプタグループ – グループ内のアダプタごとに 1 つのプライマリ IP アドレスと 1 つのテスト IP アドレス

クラスタノード 

サブネットごとのノードあたり 1 つ 

ドメインコンソールネットワークインタフェース (Sun FireTM 15000)

ドメインごとに 1 つ 

コンソールアクセスデバイス

1. 

論理アドレス 

サブネットごとの論理ホストリソースあたり 1 つ 

IP アドレスの計画の詳細については、『Solaris のシステム管理 (第 3 巻)』(Solaris 8) または『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』 (Solaris 9 または Solaris 10) を参照してください。

IP ネットワークマルチパス をサポートするテスト IP アドレスの詳細については、『IP ネットワークマルチパスの管理』を参照してください。