Sun Cluster で、Solaris Service Management Facility (SMF) と統合されるアプリケーション (NFS または DNS 以外) を高可用性にする必要が生じる場合があります。障害発生後 Sun Cluster がアプリケーションを正しく再起動またはフェイルオーバーできるようにするには、次のように、アプリケーションの SMF サービスインスタンスを無効にする必要があります。
NFS または DNS 以外のアプリケーションの場合、アプリケーションを表す Sun Cluster リソースのすべての潜在的主ノード上で SMF サービスインスタンスを無効にします。
アプリケーションの複数のインスタンスが、Sun Cluster で監視する必要があるコンポーネントを共有している場合、そのアプリケーションのすべてのサービスインスタンスを無効にします。このようなコンポーネントの例としては、デーモン、ファイルシステム、デバイスなどがあります。
アプリケーションの SMF サービスインスタンスを無効にしないと、Solaris SMF と Sun Cluster の両方がアプリケーションの起動とシャットダウンを制御しようとする場合があります。その結果、アプリケーションの動作が予測不可能になる場合があります。
詳細については、次のマニュアルを参照してください。