この節では、リソースタイプ SUNW.netbackup_master の拡張プロパティーについて説明します。このリソースタイプは、Sun Cluster 構成の VERITAS NetBackup を表します。
システム定義プロパティーの詳細は、r_properties(5) と rg_properties(5) のマニュアルページを参照してください。
SUNW.netbackup_master リソースタイプの拡張プロパティーには次のものがあります。
NetBackup アプリケーションを起動するコマンド。
文字列
/opt/SUNWscnb/master/bin/start.netbackup
該当なし
不可
NetBackup アプリケーションを停止するコマンド。
文字列
/opt/SUNWscnb/master/bin/stop.netbackup
該当なし
不可
障害モニターに許可される Process Monitor Facility (PMF) 再起動の回数。
整数
4
最小 = 1
任意の時点
障害モニターが再起動を試みる間隔 (分)。
整数
2
最小 = 2
任意の時点
プロセスを確実に検証するために障害モニターが待機する時間を計算するのに使用される時間 (秒)。
起動時に、NetBackup の START メソッドはデーモンの数に Probe_timeout の値を掛けてデーモンが起動すべき時間を計算します。Probe_timeout の値がデフォルト値に設定されており、デーモンが 1 つしかない場合、START メソッドは 60 秒待った後、監視を開始します。
整数
60
最小 = 1
任意の時点