SUNW.oracle_server リソースタイプの各インスタンスを編集するために必要な情報は、次のとおりです。
移行はいつでも実行できます。
バージョン 3.1 10/03 で導入された SUNW.oracle_server リソースタイプの機能を使用する必要がある場合、Type_version プロパティーの値は 4 に設定してください。
バージョン 3.1 8/05 で導入された SUNW.oracle_server リソースタイプの機能を使用する必要がある場合、Type_version プロパティーの値は 5 に設定してください。
サーバー障害モニターの動作をカスタマイズする場合は、 Custom_action_file 拡張プロパティーを設定します。詳細は、「Sun Cluster HA for Oracle サーバー障害モニターのカスタマイズ」を参照してください。
SUNW.oracle_server リソースタイプのバージョン 4 を使用している場合は、新しいデフォルト値が必要なときのみ、バージョン 4 にアップグレードしてください。バージョン 4 のデフォルト値が望ましいものであれば、アップグレードの必要はありません。
次の例に、 SUNW.oracle_server リソースタイプのインスタンスを編集するコマンドの例を示します。
# scrgadm -cj oracle-srs -y Type_version=4 \ -x custom_action_file=/opt/SUNWscor/oracle_server/etc/srv_mon_cust_actions |
このコマンドによって、SUNW.oracle_server リソースが次のように編集されます。
SUNW.oracle_server リソースの名前は oracle-srs です。
このリソースのType_version プロパティーには 4 が設定されます。
このリソースの障害モニターのカスタム動作は、ファイル /opt/SUNWscor/oracle_server/etc/srv_mon_cust_actions に指定されています。