リソースが使用不可の場合にだけ調整可能な拡張プロパティーを変更できる状況には制限が適用されます。このような状況は、以下のリソースタイプに依存しています。
RAC フレームワークリソースグループに含まれる各リソースを使用不可にし、RAC フレームワークリソースグループを非管理状態にします。
必ず RAC フレームワークリソースグループに含まれる他のすべてのリソースを使用不可にしてから SUNW.rac_framework リソースのインスタンスを使用不可にしてください。RAC フレームワークリソースグループ内のほかのリソースは、SUNW.rac_framework リソースに依存しています。
詳細な手順については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「リソースの無効化とリソースグループの UNMANAGED 状態への移行」を参照してください。
RAC フレームワークリソースグループのノードリスト内のすべてのノードをリブートします。
scrgadm ユーティリティーを使って、プロパティーを新しい値に設定します。
# scrgadm -c -j resource -x property=value |
拡張プロパティーを変更するリソースの名前を指定します。このリソースが、scsetup ユーティリティーを使って作成された場合、名前は 「scsetup によって RAC フレームワークリソースに割り当てられる名前」に示すようにリソースタイプによって異なります。
変更する拡張プロパティーの名前を指定します。
拡張プロパティーの新しい名前です。
RAC フレームワークリソースグループおよびそのリソースをオンラインにします。
# scswitch -Z -g resource-group |
リソースとモニターを使用可能にし、リソースグループを 管理状態にし、オンラインにします。
管理状態に移行し、オンラインになる RAC フレームワークリソースグループの名前を指定します。このリソースグループが scsetup ユーティリティーを使って作成された場合、リソースグループの名前は、rac-framework-rg です。