ここでは、Siebel のインストールと構成を確認する手順について説明します。
次の手順で Siebel ゲートウェイ、Siebel サーバー、および Siebel データベースのインストールと構成を確認します。データサービスをまだインストールしていないため、この手順ではアプリケーションの可用性が高いかどうかを確認することはできません。
リソース (複数可) をオンラインにする予定のノード上で、論理ホスト名がオンラインになっていることを確認します。
Siebel ゲートウェイを起動するユーザーとして、Siebel ゲートウェイを手動で起動します。
Siebel サーバーを起動するユーザーとして、Siebel サーバーを手動で起動します。
odbcsql を使用して、Siebel データベースに接続できるかどうかを確認します。
# odbcsql /s siebsrvr_siebel_enterprise /u dbuser /p dbpassword |
srvrmgr の list servers サブコマンドを実行します。
Siebel サーバーの可用性を高く構成する前、Siebel サーバーの HOST_NAME パラメータには物理ホスト名が表示されます。
Siebel サーバーの可用性を高く構成したあと、このコマンドの出力は、使用している Siebel のバージョンによって異なります。
Siebel 7.7 を使用している場合、Siebel サーバーの HOST_NAME パラメータには、Siebel サーバーが動作しているノードの「物理」ホスト名が表示されます。したがって、このコマンドを実行するたびに、Siebel サーバーリソースがフェイルオーバーまたはスイッチオーバーしているかどうかによって、異なる名前が表示される可能性があります。
Siebel 7.7 より前のバージョンを使用している場合、Siebel サーバーの HOST_NAME パラメータには「論理」ホスト名が表示されます。
Siebel 7.7 を使用している場合は、serverhostaddress パラメータに Siebel サーバーの論理ホスト名リソースの IP アドレスが設定されていることを確認します。
$ srvrmgr:hasiebel> list advanced param serverhostaddress |
Siebel の専用クライアントとサポート対象の thin クライアント (ブラウザ) を使用して、販売、コールセンターなどの各種 Siebel ユーザーセッションをテストします。
Siebel サーバーを起動したユーザーとして、Siebel サーバーを手動で停止します。
Siebel ゲートウェイを起動したユーザーとして、Siebel ゲートウェイを手動で停止します。