Sun Cluster Data Service for Solaris Containers ガイド

マルチマスターゾーンに関する制限事項

マルチマスター構成のゾーンのゾーンパスは、各ノードのローカルディスク上に存在する必要があります。ゾーンは、ゾーンのマスターとなることができる各ノード上で、同じ名前を使用して構成する必要があります。

マルチマスター構成内で動作するよう構成されている各ゾーンにも、ゾーン固有のアドレスが必要です。このような構成におけるアプリケーションの負荷均衡は、通常、外部にあるロードバランサにより実現されます。このロードバランサは、各ゾーンのアドレスに対して構成する必要があります。アプリケーションクライアントは、ロードバランサのアドレスを介してゾーンに到達できます。