my.cnf file — Sun Cluster HA for MySQL データサービスには my.cnf のサンプルファイルが 2 つ (マスター構成用とスレーブ構成用) 用意されています。ただし、最低でも次のパラメータを設定する必要があります。
MySQL の中で、my.cnf は重要なファイルです。各パラメータの設定の詳細については、MySQL のマニュアルを参照してください。
マスター構成のセクション [mysqld] 内の MySQL ファイル my.cnf
bind address には、定義済みの論理ホスト IP 名を設定する必要があります。
socket は、/tmp/<論理ホスト IP 名>.sock として定義されます。
log-bin オプションを使用する場合、binlog-ignore-db には sc3_test_database を指定します。
スレーブ構成のセクション [mysqld] 内の MySQL ファイル my.cnf
bind address には、定義済みの論理ホスト IP 名を設定する必要があります。
socket は、/tmp/<論理ホスト IP 名>.sock として定義されます。
log-bin オプションを使用する場合、binlog-ignore-db には sc3_test_database を指定します。
master—host は、マスターインスタンスが存在するホスト名です。
master—user は、スレーブがマスターに対する識別に使用するユーザー名です。
master—password は、スレーブがマスターに対する識別に使用するパスワードです。
master-info-file は、複製プロセス時に、MySQL がマスター上で停止した位置を記憶しているファイルの保管場所です。このファイルは GFS/FFS 上に置く必要があります。