Sun Cluster Data Service for Sun Grid Engine ガイド (Solaris OS 版)

Sun Cluster HA for Sun Grid Engine 拡張プロパティーの設定

Sun Cluster HA for Sun Grid Engine リソース用の拡張プロパティーは、これらのリソースを作成するスクリプトを実行するときに設定されます。これらのプロパティーを設定する必要があるのは、スクリプトが設定する値以外の値が必要な場合だけです。Sun Cluster HA for Sun Grid Engine 拡張プロパティーの詳細は、SUNW.gds(5) のマニュアルページを参照してください。拡張プロパティーの中には動的に変更できるものがあります。ただし、それ以外の拡張プロパティーは、リソースを作成するか無効にするときにしか更新できません。「調整可能」の欄には、そのプロパティーをいつ変更できるかが示されています。

リソースの拡張プロパティーを更新するには、次のオプションを指定してscrgadm(1M) コマンドを実行し、リソースを変更します。


-x property=value 
-x property

設定する拡張プロパティーを指定します。

value

設定する拡張プロパティーの値を指定します。

リソースを作成したあとでリソースを構成する場合は、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の第 2 章「データサービスリソースの管理」に示されている手順を使用します。